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5月の連休、何処かへ行かれましたか?
と言っても、もう六月ですね。グズグズする内に早や一ヶ月が過ぎてしまいました。

今更・・・の感じですが?

5月3日に「中の島中央公会堂」、4日は室生の山、5日は京都へ行ってきました。といっても半分は仕事の用事を兼ねてついでに立ち寄ったと言う具合です。
3日は公会堂の新装されたレストランでハヤシライスを食べて、バラ園を散歩。でも、しようか?思っていたら向かいの大阪市立東洋陶磁美術館の前に、『陶の詩人「小山富士夫の眼と技」特別展』と書かれた看板が目に入り、急に興味がわいて、バラは来年も咲くし、未だつぼみなので、こちらにしようと、入りました。じっくりと本物の良さを味わいました。空いていますので、ゆっくり見れます。

4日はトラックで杉の柾目板を持って帰るため、室生の山へ行きました。
一人で積むのは大変でしたが連休明けに直ぐ使いたいので頑張って積み込みました。“まる”は興味ありげにウロウロするだけ、家内は箸より重い物はまったく駄目で、当てになりません。(乾燥して軽く、黒くなってますが、削ったら見違えるようになるのが楽しみ)これは天井板にしました。そのあとは山の自然を満喫!山ブキを摘んで帰り、佃煮にしていただきました。
近所の農家の奥さんが教えて下さったんですが、ミョウガの新芽とミズという山草の茎を細かく刻んで、ナスビ、キュウリの塩もみと併せた和風サラダがとても美味しかったです。これは其処に住んでいないと味わえませんね。野生の植物は生気が強く元気が貰えると言いますし。

5日は野暮用で京都の梅小路まで行き、そのまま素帰りでは馬鹿らしいので河井寛治郎記念館(東山区5条坂)に行ってきました。(以前から行きたいと思っていましたので)
この家は日本各地の民家(特に飛騨高山)を参考に、独自の構想で河井寛次郎が自ら設計し建築されたものです。(昭和12年築)

展示品には、「柱時計」柳宗悦寄贈、「箱階段」浜田庄司寄贈、「こま犬」新築の際古い柱を利用して寛次郎自ら彫ったもの(けやき)その他、自らデザインした照明の笠、記念館大看板(棟方志功筆、黒田辰秋作)そして記念館の裏に登り窯があります。どれも興味あるものばかりでした。
ゆっくり時間を作って行くべきで、ついでによる所ではありません。(浅はかな自分に笑う)

河井寛次郎は、その生涯を通じいつも子供のように感動する心を失わず、ありとあらゆる物と、事の中から喜びを見いだし、そして何よりも人と人生をこよなく愛し大切にした人でありました。

寛次郎は『驚いている自分に驚いている自分』と語っております。

私達は誰でも美しいもの、素晴らしいものにめぐりあえたとき感動し、心豊かになるものですが、翻ってそんな感動、そんな思いができる素晴らしい自分自身には案外気が付かないものです。寛次郎は、ともすれば私達が忘れがちそうなそうしたごく身近な心や、形を大切にしました。・・・・・

この記念館は・・高く深く人間を讃えつつ生活をした場である事を観ていただくために開館いたしたのでございます・・・
何かの美、何かの感動、何かの驚き、何かのやすらぎを覚えて下されば無上の喜びでございます。
寛次郎記念館 案内文抜粋

売店でエッセイ『火の誓い』を買いました。

限りのない高さ―人間の上れる高さ、
果てしない遠さ―人間のいける遠さ、
何という深さか―人間ののぞける深さ
         *
まっすぐなものしか まがれない  
まがったものしか まっすぐになれない
         *
待っている自分に もたれている自分 
         *
仕事が仕事をしています
仕事は毎日元気です 
出来ない事のない仕事 
どんな事でも仕事はします 
進む事しか知らない仕事 
びっくりする程力を出す 
知らない事のない仕事 
聞けば何でも教えます 
頼めば何でもはたします 
仕事の一番すきなのは 
苦しむ事がすきなのだ 
苦しい事は仕事にまかせ 
さあさ吾等は楽しみましょう
    『火の誓い』「いのちの窓」から、引用

今年の連休はこんな調子でしたので、野暮用もまた楽しい、といった心境です。

六月、雨の日が多いかも知れませんが?
雨もまた楽しいの心境になれるかな??

五月号は私のズボラ癖で休ませて頂き、申し訳ありませんでした。
 

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