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『新しい年の初めに』

楽しい家づくり 新年明けましておめでとうございます。
年末から厳しい寒さが続きますが、雪の多い地方の皆さまはもちろん、年末は比較的暖かい大阪も、猛烈な寒さで、大雪の事故もあったりしまして、大変な、年末、年始でした。
お変わりございませんでしょうか、お見舞い申し上げます。
このお便りが届くころは、小正月も過ぎ、正月気分も無くなっている頃と思いますが、遅ればせながら、本年も、私個人はもとより、猪谷工務店を、皆さま宜しくお願い申し上げます。
年末年始の異常な寒さで、今年のお正月は何処にも出かけず、家でゆっくりと寝正月をしました。朝から風呂に入ったり、お酒を飲んだり、本を読んだり、テレビを観たり、ゴロゴロとした休日でした。通信の原稿も結局休み中に書くことが出来ず、1月15日になってやっと書き終えた次第です。遅くなって申し訳ありません。15日といえば、何年か前までは、「成人の日」で、祭日でした。区役所では成人の集いがありました。ラクビーの日本選手権もあり、テレビにかじり付き観戦をした思い出深い日でしたが、成人式は1月の第2月曜日に変わり、どんと焼きのしめ飾りをもって、お宮さんにお参りに行く時の風情がなくなりました。帰ってテレビを点けても日本選手権の中継も無く、何となく寂しい気がします。昔は1月16日が藪入と呼ばれ、奉公人の年2回の休みの日でもあったそうで、小正月が過ぎないと仕事に掛からない大工さんもいました。今も、工務店の年初の仕事始めは遅いと、世間では言われますが、近年は6日ごろが相場になっています。私の子供時代、景気の悪い年は、大工工務店家業は、新年早々から仕事は無く、15日までは、下職の鳶、左官、建具、屋根屋、板金屋の親方が、とっかえひっかえ年始に来られるので、大人達が集まって、家の炬燵に入って、お酒を飲んだり、大相撲の中継を観たり、戎さんにお参りしたりで、映画か芝居に出てくるような、のんびりとした時代の工務店像が現実に有りました。
子供の頃は学校が始っているのに、「大人ってええなー」と思ったものでした。勿論こんな調子ですので、家は貧乏ですが、携帯電話も有りませんし、古きよき時代だったと思います。
私の新年は、元日に近所の氏神様(大宮神社)に初詣に行きまして、4日に奈良櫻井の大神神社にお参りに行きました。近鉄大阪線で櫻井まで行き、バスで三輪神社まで行きます。正式な案内には大和の一の宮・三輪明神、大神神社とされてあります。ご神体は三輪山で山を背にした拝殿の前から拝みます。私どもの先代からのお参りするコースをご参考までにご披露しますと、先ず、二の鳥居を潜って小砂利の敷き詰めてある参道をいきます。少し行くとお正月は昨年のお札をお返しする箱が有ります。其処へ、神棚にお祭りしてあった御神符をお返しし(お礼として私は賽銭を100円)。その先の、祓戸神社で穢れを祓い、(此処のお賽銭は100円です)二の鳥居を潜って手水舎で手と口をすすぎ、石段を登って拝殿の前に行きます。拝殿の脇に御幣が置かれてありますので、それを自分で持って、お祓いをしてから、二礼二拍手一礼の型どおりお参りをします。(本殿ですのでお賽銭は正月でもあり千円)それから、拝殿の右側にある「巳の神杉」にお参りします。(ここでは何時もは、10円ですが今年は100円しました)樹齢300年位はある大きな杉の木で、巳さま(白蛇で神の使い)が、杉の木の穴に住んでいるといわれています。そしてお正月は祈祷殿で特別に御祈祷をしてもらいます。(祈祷料ご厚志5000円)で100名くらい一緒に祝詞を上げていただきます。(約20分くらいかかります)其処から、西に向かって狭井神社にお参りします。此処は病気平癒の神様で、本殿裏に薬井戸がありその水を頂くと病気が良くなり、病気しないと言われています。今は井戸ポンプですが、その昔、子供のころは釣瓶で、父が汲んでくれた水を飲んだ記憶があります。(此処では水のお礼100円とお賽銭100円です)狭井神社の本殿前から、三輪山の登山口があり、申し込めば、襷を頂いて入山できます。何十年も入山していませんので入山料は分りません。三輪山が、ご神体ですので、足を踏み入れるのは大変緊張し、不浄な行為は一切禁じられていますので、きりっとした気持ちで登山したことを覚えています。『もうこれで終わりですか?』と、お思いでしょうが、これから、狭井神社の前の池を廻って、久延彦神社にお参りします。参道は段々の上り坂で、上がりきると奈良平野が一望できる丘に上がります。展望台があり大和三山が綺麗にセットで望めます。この地に都のあった頃、この眺めはどれくらい素晴らしかったかと思います。この神社は知恵の神様で、入学試験合格祈願の御札が沢山ぶら下げてあります。参拝を終えて、勾配のきつい石段を下って、里道を少し行けば二の鳥居の横に出ます。鳥居前からもう一度拝殿に向かってお礼の二拍手二礼をして参拝のワンクールが終りました。約1時間半くらいの工程です。少しお腹も減って来ますし、寒いですので、三輪名物の温かいにゅう麺と柿の葉すしをいただき、体を温めてから帰ります。先代の言い伝えでは、帰りに道で、物を買ったり店に入って食べ物を食べるとその店に御利益が取られると言って、必ず飲まず食わずで帰っていましたが、日ごろ不信心なものでして、牛に引かれて○○参りでは有りませんが、「にゅう麺」に引かれて三輪参りになっているかも知れません。これは50年近くは続いている私の年中行事です。
因みに今年のおみくじは「大吉」でした。
皆さま、良いお年でありますことをお祈りいたします。

※案内図は大神神社案内書より転載しました※
 

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